❥ミートボールと豆のトマトクリーム煮~ナツメグ&メース~
♥ ナツメグ&メース ♥
日本ではスパイスを使う習慣があまりない
でもなんだかハンバーグには
「ナツメグ」
そう、高い確率で家庭にある
スパイスですよね~
ナツメグは
クローブや胡椒と共に
「世界三大スパイス」のひとつ
スパイスをめぐり、
世界は変化していく
その時歴史は動いた~( `ー´)ノ
ナツメグはジャワ、インドを中継して
アラビア商人がヨーロッパに運んでいた
アラビア人は産地を秘密にして利益を独占❣
ヨーロッパの国々はアラビア人を
経由しないでスパイスを直接得ようと
海路を探検(大航海時代)
ポルトガル⇒オランダ時代がやってきて
次第に、英国、フランスは独自の植民地
での栽培を始めていった、、(^.^)b
ナツメグの木は雌雄異株
雄花は数個が集まって咲くのに対し
雌花は1つずつ咲く
花を見れば雄株か雌株は区別できる
種を播いて花が咲くまで7~8年かかる
実がなるのに10年位かかるという
花は長さ1cm程度の大きさでクリーム色
をしたつぼ型で3裂して開く
花の写真は雌花
ナツメグとメースは同じ植物
ニクズクの種子(黒色)からはナツメグ(仁)
種子を覆う仮種皮(赤色)からはメース
種子を干しておくとやがて、
種子を振ると中の仁の部分がカラカラと音
がするようになる~
黒い殻を割ると中に仁(ナツメグ)写真右下
胡桃に似ているので、
インド胡桃なんて呼ばれていた~
インドではタバコのように巻いて吸って、
向精神薬使用されていたとか~
生の果実を2つ食べると、死んでしまう
といわれている~('Д')
学名 Myristica Fragrans
ニクズク科ニクズク属
生薬名はニクズク(肉豆蔲)
原産地はインドネシア
原産地から外に伝わったのは遅く
5、6世紀 インドに
8世紀 唐の時代中国に
7、8世紀アラブ、中近東で使用
6世紀にはトルコに記録はあるが、
1195年ヨーロッパで初めて記録に現れた
英語名の「nut」はクルミのような硬い実の意
「meg」は麝香muskの
古いフランス語「muge」に由来
学名の「myristica」はギリシャ語の
芳香があるの意味
「fragrans」はラテン語の良い香りの意味
❥料理での使い方は~
ナツメグとメースは似ているが、
ニースの方が香りは優しく上品
エキゾチックな甘い香りで、ほろ苦い味、
臭い消しや、香り付けに使用
・原産国のインドネシアでは
スープ料理やお肉料理につかわれてきた
・インド料理では
各家庭で使われるスパイスミックス
マサラの中に入れられるスパイス
甘い料理やお菓子にも使われる
・ヨーロッパでは、肉料理やお菓子以外に、
伝統的な野菜料理に使用
(ジャガイモやキャベツ、カボチャなど)
卵や乳製品料理の匂い消しにも使われる
・南米では飲み物にふりかけたりする
❥東洋医学では気管支炎、リュウマチ、
胃腸薬などとして、種子は生薬として
使われれてきた
・ビタミンB1、B2、ナイアシン
...代謝アップ、美肌効果
・ミネラル(銅、マンガン、カリウム、、)
・ミリスリグナン.
..肝損傷からの強い保護効果報告
・ミリスチン酸...食欲増進、消化促進
・ピネン...整胃腸作用
アロマ効果(森林香)リラックス
・オイゲノール...殺菌、抗菌、口臭予防
私達の体は食べたもので出来ている
強いからだ作り、
食♥楽しんで、、、
ご一緒に~
ストレスレスな、
レシピ、ご紹介します
(^O^)/
◆私の提案する食は
できるだけ自然のものを
簡単におばあちゃんの知恵袋
お伝えしたい~
調味料要注意◆
~(゚Д゚)ノ
★レシピ解説 (^_-)-★
ミートボールと豆のトマトクリーム煮
今回は鶏ひき肉と白インゲンで
優しいトマトクリーム煮に
仕上げてみました~
鶏肉にナツメグ入れなくてもいいかな~
私は豆料理にもナツメグ使います、、
美味しくなるよ~
《ミートボールと豆のトマトクリーム煮》
材料
A
・鶏ひき肉(もも) 250g(20個位できる)
・豆腐 75g
・味噌 小2
・ナツメグ
・パセリ
・卵1/2個
B
・白インゲン豆(缶入り)
C
・基本のトマトソース1カップ
(4/9投稿参照)👇
・オリーブオイル 大1
・玉ねぎ 1/2個
・生クリーム 50㎖
・塩胡椒
www.enjoycatnip.com
①A の材料を粘りが出るまでよく混ぜる
②鍋の沸騰したところに①をまるめて入れ
浮いてきたらざるにあげる
③オリーブオイルで玉ねぎスライスを炒める
④基本のトマトソース(4/9投稿参照)
を③に加え、豆とミートボールをいれる
⑤仕上げに生クリームを入れ、味をみて、
出来上がり~
♥Point (^^)b♥
基本のトマトソースがない時は
鍋にオリーブオイル、ニンニク入れ
ニンニクの香りを出して玉ねぎを炒め、
トマト缶1個を入れ、半量まで煮詰め
④からの工程でできるよ~
生クリームを入れるのは最後❣
牛乳や豆乳を代わりに使ってもいいヨ❣
あっさりした出来上がりになりますので、
入れ過ぎないように~
簡単❣うまうま(^_-)-☆
【本文参考文献等】
・武田薬品株式会社 ホームページ
・スパイスの科学 河出文庫
・日本食品標準成分表 文部科学省
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました
次回も簡単レシピ
ご期待ください (^.^)❣
食♥楽しまにゃ~
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