❥ポークチャップ醤油風味～クローブ～
♥ クローブ 
海外の雑貨屋さんの香り、
そう思ってました、、
ある時、アメリカの缶入りパウンドケーキ
を頂き、缶を開けたら、あ、雑貨屋の香り
\(゜o゜)ﾉ
2か月も日持ちするといわれ、その中に香
るたくさんのスパイスの力に驚いた～
料理を勉強するようになり、
玉ねぎや他の野菜、肉の塊に突き刺して
使うことを覚えました、、、
西洋ではポプリの材料として使用され
オレンジなどの果実に釘のように刺して
つりさげる(フルーツポマンダー)
中世ヨーロッパで、ペスト流行時、
身を守るのにお守りとしてつり下げていた
英国でもヴィクトリア朝時代の贈り物
として贈られていた～
現代、クリスマスポマンダー作りがある
お花はどことなく、春を嗅ぐわせる花、
沈丁花ににてますね～
同じフトモモ目の植物❣(^.^)b
三大スパイスと呼ばれる
「シナモン・ナツメグ・クローブ」の一つ
スパイスとしてはクローブのつぼみを乾燥
させたもの、つぼみが｢釘(クギ)｣のような
形をしていることから、
フランス語の釘｢Clou｣と同じ言葉を語源
とする英語｢Clove(クローブ)｣と呼ばれる
中国語でも、釘の意味を持つ｢丁｣から
｢丁子(チョウジ)｣や｢丁香(チョウコウ)｣など
となり、また鶏の舌に似ていると
｢鶏舌香(ケイゼッコウ)｣とも呼ぶ
学名 Syzygium aromaticum
フトモモ科フトモモ属
インドネシア原産
最大生産国であり、最大消費国でもある
インドネシアではタバコの葉にクローブ
を混ぜたタバコ(クレテック)があり、
甘い香りがするタバコが消費されている
他のタバコに比べ、薬効もあることから、
税金が優遇され、安価なため、
9割の喫煙者が選択している
クレテック「kretek」という言葉は
クローブを燃やす時に出るﾊﾟﾁﾊﾟﾁという音
を表す言葉(゜゜)～
インドネシアのジャワ島在住の
ハジ・ジャマーリさんが1880年代初期に
自分の気管支喘息の治療にクローブオイルを
胸に塗って使っていたが、やがて、肺に到達
させるためにクレテックを作ったという～
薬効利用から始まったのね～
紀元前3世紀頃、漢王朝に会うための口臭消し
として既に使われていたと｢三省故事｣に掲載
1世紀頃にはローマでの使用も確認されている
ヨーロッパには中国の商人がスリランカより
伝えたといわれている、中国商人は長い間
原産地を秘密にしていたという
16世紀の大航海時代にナツメグなどと共に
ポルトガルにより運ばれるようになり続いて
オランダ東インド会社へと引き継がれたが、
栽培範囲が広かったので、ナツメグのように
は独占されることにはならなかった
日本では5~6世紀には伝わり、
平安時代にはゴキブリ除けとして
吊り下げられていたという∼(ﾟДﾟ)ﾉ
正倉院の帳外薬物のなかにも掲載
また｢南蛮料理書｣の中にも食用として
掲載されている
貴重なものであったので、
三条西家の家紋にもなっている
種を植えて2年は根付くことはなく、
花が咲くのに7，8年かかる
完全に成長するのに20年、、
それからはたくさんの実がなり続け
30年~40年は収穫できる植物
インドネシアでは子供が生まれると植え、
人生と共に育つ、自分の記念樹、、
なんだかいいですね～('◇')ゞ
❥インドのアールユーべーダ、中医学、
西洋でのハーバリズムや歯学で
古くから使われる植物
・クローブオイル
オイゲノール(芳香成分として)
…防腐効果、防虫効果
…口臭予防、抗菌抗真菌作用
…整胃作用
…鎮痛作用
＊鮮度の良いクローブは茎の部分が明るい
赤茶色、つぼみの部分が薄い赤茶色
ホールを購入して、使うたびに粉砕して
使う方が良い
私達の体は食べたもので出来ている
強いからだ作り、
食♥楽しんで、、、
ご一緒に～
ストレスレスな、
レシピ、ご紹介します
(^O^)／
◆私の提案する食は
できるだけ自然のものを
簡単におばあちゃんの知恵袋
お伝えしたい～
調味料要注意◆
～(ﾟДﾟ)ﾉ
★レシピ解説 (^_-)-★
ポークチャップ醤油風味
｢ポークチャップ｣って何？
実は日本で生まれた料理でした、、
豚肉ソテーにケチャップをかけたもの
が日本で始まったものだった、、
アメリカで、｢ポークチョップ」、、
豚のぶつ切りなるものがあるが、
マデーラ酒を使って作る、
グレイビーソースをかけて食べるらしく、
ケチャップはかけない❣
そういえば、母がポークステーキには
ケチャップを添えていたな～あれか～
ケチャップ苦手でした(ﾟДﾟ)ﾉ
いわゆる日本で生まれた｢洋食｣～(゜o゜)
となると、この醤油風味、、
昔見た今日の料理でやっていた、、
ケチャップ嫌いな私には焼きトマトが
豚肉と相性良く、とても美味しく感じた～
こんかいは食べやすく、豚ロースを一口大
に切って、エリンギとインゲンも一緒に～
《ポークチャップ醤油風味》
材料2人
・ポークステーキ用一人1枚
・塩胡椒 少々
・エリンギ1本
・サヤインゲン5~6本
・プチトマト10個
・オリーブオイル
・にんにく 1片
・(生クリーム)
＜タレ＞作りやすい量
・赤ワイン 大4
・醤油 大2
・クローブ 2粒
・バター 20g
①赤ワインとクローブを鍋に入れ加熱して
アルコールを飛ばし醤油を入れ、
火を消してから、バターを入れ
タレを準備
②豚肉に塩胡椒少々してしばらく置き
表面の水分を拭き取る
③①の肉とを一口大に切る
④サヤインゲンはサッとゆでる
⑤オリーブオイルにニンニクを入れ
火をつけて香りを出す
⑥②の肉を④で両面焼き、
出た豚の油を拭き取って、
エリンギ、プチトマトを入れて蓋をして
焼く
⑥仕上げにタレ(一人当たり大1)を入れて
出来上がり～
♥Point (^^)b♥
ケチャップの代わりの焼きプチトマトが
とても美味しいﾖ～
最後に上から生クリームかけても美味しい❣
以前にご紹介した
フライパンで簡単 焼豚(5/12投稿参照)👇
www.enjoycatnip.comのタレが冷蔵庫にある時は
これにクローブとバターを
入れて使えるよ～
簡単❣うまうま(^_-)-☆
【本文参考文献等】
・スパイスの科学 河出文庫
・食品学(各論)培風館
・日本食品標準成分表 文部科学省
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました
次回も簡単レシピ
ご期待ください (^.^)❣
食♥楽しまにゃ～
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