❥鯵のエスカベッシュ~甘夏?夏ミカン?~
♥ 甘夏?夏みかん?♥
甘夏と夏みかん区別つきますか?
同じにしか見えない~(゚Д゚)ノ
👆<夏みかん>
👆<甘夏>
子供の頃、
酸っぱい「はっさく」と「夏みかん」と
甘い「温州みかん」
海外からのオレンジは食べてなくて、
温州ミカンとオレンジの掛け合わせの
「ネーブル」が大好きでしたが、
広島を離れて、柑橘類が西日本の食物
だと実感した、、現代、掛け合わせで
たくさんの新しい柑橘類がある~
春先見かける「甘夏」は?
見かけは夏みかんですよね~
❥山口県長門市仙崎に流れ着いた
南方系の柑橘の種を育てたのが始まりの
「夏みかん」の正式名称は「ナツダイダイ」
収穫時期が4~5月、夏にかけて食べられる
冬の甘い温州みかんと区別して夏みかんと
なった。明治初年に商品として栽培された
❥昭和10年に大分県津久見市にて川野さんに
発見された「夏みかん」の変異品種である
「甘夏」の正式名称は「川野ナツダイダイ」
「夏みかん」より酸味が少ないので「甘夏」と
なった
現在、甘夏の方が多く生産されている
掛け合わせたのではなく、同じ枝から生ま
れたので、見かけはそっくりなんですね~
普通の夏ミカンよりも早く色付き、
酸が早く抜けるのが特徴
❥収穫は1月から、出荷は3月~5月
収穫後、寝かせて酸を抜き熟成させ
美味しくなったころ出荷される
夏ではなく春が旬ということになる
(^^;)
昨年の実を収穫しないままでいると、
今年と昨年の実が同じ木に成る
不思議な現象、、このことから、
実りが代々続く「ダイダイ」となったそう~
❥「夏みかん」は昔は果汁を絞って
酢の代わりにされていた
酸っぱくて庭の観賞用の植物になりつつある
「夏みかん」、どんどん料理に使いましょう❣
❥果肉はもちろん、皮ごと食べたい
注目の成分満載で、美容効果発揮❣
・ビタミンC...抗酸化作用、美白効果
・シネフリン (synephrine) アルカロイド
...気管拡張(のどの風邪に)効果
...脂肪代謝促進、食欲抑制(ダイエット効果)
・アウラプテン(auraptene)
モノテルペンクマリンエーテル
...発がん抑制効果(動物実験レベル)
*クマリン様物質なので、血圧降下剤に
拮抗するので注意
・βクリプトキサンチン...抗がん作用
・食物繊維(ペクチン)
...整腸作用、生活習慣病予防
・クエン酸...疲労回復
私達の体は食べたもので出来ている
強いからだ作り、
食♥楽しんで、、、
ご一緒に~
ストレスレスな、
レシピ、ご紹介します
(^O^)/
◆私の提案する食は
できるだけ自然のものを
簡単におばあちゃんの知恵袋
お伝えしたい~
調味料要注意◆
~(゚Д゚)ノ
★レシピ解説 (^_-)-★
鯵のエスカベッシュ(Escabeche)
エスカベシュという言葉はペルシャ語から、
ムーア人遠征の時、スペインに伝えられた
甘酸っぱいソースを使う肉料理の名前
「al-sikbaj」に由来
マリネの一種で、魚や肉を揚げたり、茹で
たりしたものが使われた。
地中海沿岸、スペイン、ポルトガル、
大航海時代による進出により、
広くアジア、アメリカの国々に伝わったと
されている。
日本では「南蛮漬け」がスペインやポルトガル
の影響受けてできたとされている。
今回はヴィネガーや酢の代わりに甘夏果汁
を使ってつくります❣
(^.^)b
《鯵のエスカベッシュ》
材料 2~3人分
・鯵(骨なしフィレ) 6枚(3尾)
・塩 少々
・片栗粉 適宜
・オリーブオイル(揚げ焼き用)大2
・タマネギ 1/4個
・セロリ 1/2本
・人参 20g
・マッシュルーム 3~4個
・オリーブオイル(炒め用) 小1
・にんにく 1片
・塩 1g
・白ワイン 大1
<甘夏マリネ液>
・オリーブオイル 60㎖(大4)
・甘夏果汁(果肉1/2個) 60㎖(大4)
・レモン汁 30㎖(大2)
・粒マスタード 小1
・塩 1g
・ブラックペッパー 少々
・パセリ 適宜
・ローリエ 1枚
・甘夏(果汁と果肉) 1個分
・ブラックオリーブ 4個
・えんどう豆 適宜
①鯵に塩をして、しばらく置き出てきた
水気(臭み)を拭き取る
②<甘夏マリネ液>
甘夏は果実を取り出し
果汁に粒マスタード、塩を溶かし、
レモン汁、オリーブオイルを入れてよく
混ぜて、パセリ、ローリエを入れておく
③鍋にオリーブオイル(炒め用)にんにくを
入れて、香りを出して、スライス玉ねぎ、
線切セロリ、人参、マッシュルームを
炒め、白ワインを入れアルコール分を
とばし火をとめる
④鯵に粉をつけて、余分な粉をしっかり
落としてカリッと揚げ焼きにする
⑤揚げ焼した魚を、熱いうちに容器に並べ
上に炒め野菜をのせて、上から調味液を
かける(果肉も入れる)
⑥ラップして、冷蔵庫で1時間以上おき、
器に盛り付けて、
オリーブとエンドウ豆を飾る
♥Point (^^)b♥
生の野菜の上から熱い調味液をかけて作る
方法もありますが
先に野菜をサッと炒めておくと
とても食べやすくなります~
酢も砂糖も使わないので、加熱しなくても
まろやかです、、お試しください。
簡単❣うまうま(^_-)-☆
【本文参考文献等】
・食品図鑑 女子栄養大学出版
・食品学(各論)培風館
・日本食品標準成分表 文部科学省
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました
次回も簡単レシピ
ご期待ください (^.^)❣
食♥楽しまにゃ~
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