❥ヤンソンさんの誘惑(ジャガイモグラタン)~グラタン~
♥ グラタン ♥ Le gratin
子供の頃から、母が作ってくれたのは、
マカロニとジャガイモとほうれん草に
ホワイトソースとパン粉のかかった、
表面カリカリ、中トロリ~
(´艸`*)
❥グラタンは なんと、フランス語❣
マカロニ入ってたし、
イタリア料理だと思ってた~
オーブン等を使い、加熱していくうちに
表面に出来るきれいな焼き色の皮膜を
『グラタン(gratin)』といい、そのように
焼き色をつける技法
(高温でグラグラと焼けてる様子)のことを
グラチネ(gratiner)という
グラタンは料理名というより、
日本語に直訳するなら鍋等にできた
『おこげ』だ~(゚Д゚)ノ
❥発祥地はフランスの
サヴォワ・ドーフィネ地方
イタリアのお隣 👆
料理に失敗した時できた「おこげ」が美味し
かったので、わざと焦がすようになった~
それが、現代になって表面に焦げ目をつける
料理のことを「グラタン」というようになった
イタリアのおとなりだったから、
パスタもありだったのかな⁈
❥フランス料理教本によると
いろいろ種類がある
・グラタン・レジェ
...パスタをソースで絡め、バターとパン粉
を上にかけてオーブンで焼き、
しっかり焦げ色をつける
・グラタン・コンプレ
...加熱していない食材の上にソースをかけ
時間をかけて、食材が完全に火が通るまで、
しっかり焦げ目が付くまでオーブンで焼く
・グラタン・ラピット
...食材を加熱下処理をして、ソースをかけ
さっと軽い焼き目が付く程度にオーブン
で焼く
・グラッサージュ
…料理の表面に焼き色を付けること
❥ドリアは日本で生まれた
日本は開国し、明治時代になると、
近代化と共に、フランス料理が伝わった、
グラタンも徐々に広まっていった、
大正時代に発行された料理本にも
『グラタンの作り方』が紹介された
昭和初期、横浜のホテルニューグランドの
初代料理長 サリー・ワイルさん
(フランスから来たスイス人)が、
体調の悪いお客様の要望に応えるため、
ピラフ(バターライス)に
海老のクリームソース煮とチーズを
乗せてこんがり焼き目がつくまで焼いた
ものを提供した
これが好評で、ホテルの名物料理となり、
日本中にひろまっていった
しかし『ドリア』という名前の料理は
日本にしかない
❥サリー・ワイルさんのつけた『ドリア』
という名前は、海に近いジェノバ共和国の
アンドレア・ドーリア提督の名前が由来
17世紀に活躍したフランス海軍提督の
トゥールヴィル伯爵から名付けられた
「オマール・トゥールヴィル」という料理を
アレンジしてつくったので、同じ発想で、
名前を付けたと言われている
私達の体は食べたもので出来ている
強いからだ作り、
食♥楽しんで、、、
ご一緒に~
ストレスレスな、
レシピ、ご紹介します
(^O^)/
◆私の提案する食は
できるだけ自然のものを
簡単におばあちゃんの知恵袋
お伝えしたい~
調味料要注意◆
~(゚Д゚)ノ
★レシピ解説 (^_-)-★
ヤンソンさんの誘惑
(ジャガイモグラタン)
世界中にジャガイモグラタンはあるけど
ヤンソンさんの誘惑は、スウェーデンの
ポピュラーな料理で、クリスマスによく
作られるご馳走❣
今回のこのレシピがスウェーデン料理の
ヤンソンさんの誘惑だとおもって、
ちょっと違いますが、
20年作ってました、、(^^;)
いろんなレシピがあるが、
アンチョビと玉ねぎが必須みたいですね
北欧のアンチョビは、南欧のアチョビとは
魚の種類も味も異なり、
南欧のアンチョビがイワシなのに対し、
ニシンの一種である「スプラット」を使う
わたしは、スペイン産イワシでした
また、名前の由来ですが、
『菜食主義者のエリク・ヤンソン(宗教家)が、
あまりにもおいしそうな見た目と匂いに勝て
ずついに口にしてしまった』
と紹介される事が多いが、実は
根拠がないそうなんです。(゚Д゚)ノ
付け合わせとして、ランチやTEAfoodにも
冷えても美味しくお弁当にも使えます
写真は、バジルチキンやキャロットラペと
ライ麦パンでランチにしました
《ヤンソンさんの誘惑》
(ジャガイモグラタン)
材料 4~5人分
・ジャガイモ 4個
・生クリーム 150㎖
・アンチョビフィレ 4枚
・ブラックペッパー 少々
・パセリ 適宜
①オーブンを200℃に予熱する
②耐熱皿内側を水でぬらす
③ジャガイモを細切りにして耐熱皿に
敷き詰める
④生クリームをひたひたに上からかける
⑤アンチョビをちぎって上に散らし、
パセリを散らす
⑥アルミホイルに空気孔をあけ皿にかぶせ
オーブン200℃20分、その後アルミホイル
を外して10分焼く
(ジャガイモが煮え、少し焦げ目がつく位)
♥Point (^^)b♥
ジャガイモはスライサーを使ってもいいです
出来るだけ細い方が出来上がりのジャガイモ
がお互いにくっつき一体感のあるものになり
ます~
耐熱皿の大きさによっても様子が変わります、
生クリームの量はひたひたになるように量を
調節してください
味付けはアンチョビだけになります
だいたいジャガイモ1個に
アンチョビフィレ1枚の割合です~
簡単❣うまうま(^_-)-☆
【本文参考文献等】
・調理学理論 全国調理師要請協会
・北欧料理 河出書房
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました
次回も簡単レシピ
ご期待ください (^.^)❣
食♥楽しまにゃ~
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